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Team - REO MARUYAMA LAB. -

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プロジェクトリーダー
丸山 玲緒
主任研究員
田中 美和
客員研究員(学振PD)
柴田 智華子
クリニカルリサーチフェロー(ポスドク)
尾辻 和尊 粂川 昂平 家里 明日美

丸山 玲緒
Reo MARUYAMA

プロジェクトリーダー | がん研究所/がんエピゲノムプロジェクト
副プログラムディレクター | NEXT-Gankenプログラム
プロジェクトリーダー | NEXT-Gankenプログラム/がん細胞多様性解明プロジェクト
プロジェクトリーダー | NEXT-Gankenプログラム/コア解析基盤プロジェクト

分子生物学・腫瘍生物学・バイオインフォマティクス

札幌医科大学医学部卒(2002年)、同大学院医学研究科修了(2007年)。米国 Dana-Farber Cancer Institute - Kornelia Polyak研究室にて乳がんのエピジェネティクス解析に従事。2011年より札幌医科大学医学部・分子生物学講座・助教。2012年からJSTさきがけ研究者兼任。2014年より同准教授。2016年より1年間総合病院で血液内科・総合診療科医師として勤務後、2017年4月がん研究所がんエピゲノムプロジェクトのプロジェクトリーダーに着任。
(researchmap) (就任時挨拶)

田中 美和
Miwa TANAKA

主任研究員 | がんエピゲノムプロジェクト

腫瘍生物学・分子生物学

小児やAYA世代にみられる骨軟部肉腫の発症メカニズムについて研究をしています。骨軟部肉腫の原因遺伝子である各種の融合遺伝子を用いて動物モデルを作製し、肉腫の発生母地となる正常細胞から発がんに至る過程を解析しています。骨軟部肉腫の融合遺伝子の多くは転写因子型ドライバーがん遺伝子で、この融合遺伝子が肉腫の個性を決めるエンハンサーやスーパーエンハンサーに結合し、ダイナミックにエピゲノムを転換することがわかってきました。現在は、融合遺伝子とスーパーエンハンサーとの相互作用が、どのようにして肉腫の個性(分化のプログラムや間質の特徴)を規定しているのかについて調べています。骨軟部肉腫は希少がんであり、小児や若年層に発生するケースが多く、治療薬が未開発です。国内・国外共に骨軟部肉腫の研究者は少なく、私たちがやるべきことは盛りだくさんです。一緒に骨軟部肉腫の研究を盛り上げてくれる研究者・大学院生を募集しています。
(researchmap)

宮田 憲一
Kenich MIYATA

特任研究員 | がん研究所/がんエピゲノムプロジェクト
客員研究員 | NEXT-Gankenプログラム/がん細胞社会成因解明プロジェクト

腫瘍生物学・バイオインフォマティクス

公益財団法人がん研究会がん化学療法センター基礎研究部にて、血小板による腫瘍進展機構の一端を解明し、博士課程を修了(2017年3月)。2016年4月より日本学術振興会特別研究員(DC2)。2017年4月より、同研究会がん研究所細胞老化プロジェクトにて、客員研究員(日本学術振興会特別研究員PD)として、老化細胞のエピジェネティクス解析に従事。2022年4月より現職。多種多様な細胞集団から成るがん微小環境が形成される機序に興味があります。WET実験とDRY解析の両方に存分に集中でき、多彩なバックグラウンドを持つラボメンバーと熱いディスカッションができる丸山ラボに魅力を感じてます!プライベートでは、山が好き、酒が好き。

鈴鹿 淳
Jun SUZUKA

特任研究員 | がん細胞多様性解明プロジェクト

腫瘍生物学(ハイドロゲルを用いた幹細胞性・細胞可塑性の研究)

2021年4月より特任研究員としてNEXT-Gankenプログラムに参加しました。がん細胞の脱分化を促す特殊なハイドロゲルを用いて、乳がん検体内に潜む可塑性や、脱分化に伴って生じる治療抵抗性に関わる分子機構を解明するためにコツコツ実験しています。材料工学と生物学との異分野融合を通じて、がんの性質を見極めたいです。
(researchmap)

柴田 智華子
Chikako SHIBATA

客員研究員(学振PD) | がんエピゲノムプロジェクト

消化器内科学

2014年東京大学医学部卒。東大消化器内科に入局し、三井記念病院などで臨床に従事。2019年から大学院で膵癌の病態に関わる細胞外小胞に関して研究を行い、2023年博士課程修了(2020年~日本学術振興会特別研究員DC1)。大学院卒業後、客員研究員として当プロジェクトに参加させていただきました(2023年~日本学術振興会特別研究員PD)。多様性に富んだがん微小環境は、知れば知るほど奥が深くて好奇心をかき立てられます。メンバーにも実験環境の点でも、とても恵まれた環境で研究を行えるありがたさを感じつつ、日々研究を進めております。

尾辻 和尊
Kazutaka OTSUJI

クリニカルリサーチフェロー | がん細胞多様性解明プロジェクト

乳腺外科(乳がん検体やオルガノイドのシングルセルオミックス解析)

準備中

粂川 昂平
Kohei KUMEGAWA

クリニカルリサーチフェロー | がん細胞多様性解明プロジェクト

バイオインフォマティクス

2016年札幌医科大学医学部卒業、2023年東北大学医学系研究科博士課程年限短縮修了。医学部2年生のときに聴いた丸山PLのエピゲノムの講義に魅了され、がん研究の世界に飛び込みました。卒後初期研修・内科研修を経て、2020年4月より丸山研究室に参加。学部学生の頃は、研究室に泊まり込んでウェット実験に没頭する日々を過ごしましたが、現在は朝から夕方までディスプレイに向かうバイオインフォマティシャンとして過ごし、だいたい決まった時間に帰宅しています。がんを倒すのが難しいのは、がんは不均一な集団であるからということがわかってきていますが、何が不均一性をもたらすのか?ということはまだまだわかっていないことだらけです。シングルセル解析を中心に、腫瘍内不均一性を生み出すメカニズムに迫りたいと日々研究しています。家庭では食器洗いや風呂掃除などのウェットを担当し、インフォマティクス(家計管理)は妻にお願いしています。
(researchmap) (github)

家里 明日美
Asumi IESATO

クリニカルリサーチフェロー | がん細胞多様性解明プロジェクト

乳腺外科

準備中

楊 麗英
Liying YANG

特任研究助手 | がんエピゲノムプロジェクト

分子生物学(各種シングルセル・NGS実験)

復旦大学看護学部卒。2006年来日、2014年京都大学大学院医学研究科修了。2017年8月より現職。新しい知識を勉強しながら、今まで身につけた技術、知識、経験を生かして研究をサポートし、努力していきたいと思っております。

高原 智子
Tomoko TAKAHARA

研究助手 | がんエピゲノムプロジェクト

細胞生物学(動物実験・分子細胞生物学実験)

準備中

菖蒲 裕美
Hiromi AYAME

特任研究助手 | がんエピゲノムプロジェクト

細胞生物学実験

薬学部出身。これまで生命科学系の分野でがんの研究を行ってきました。2022年9月より、乳がん検体のオルガノイド培養や各種実験のサポートをさせて頂いております。研究歴がそこそこ長いので、テクニカル的な事やそれ以外でもラボのお役に立てればと思っております。趣味はランニングとパン作り。猫好き(愛猫;ソマリ)。

中筋 奈末
Nami NAKASUJI

特任研究助手 | コア解析基盤プロジェクト

バイオインフォマティクス

準備中

大塚 裕美
Hiromi OTSUKA

特任研究助手 | がんエピゲノムプロジェクト

各種実験の補助、ラボマネージメント

研究が少しでもスムーズに進むよう,サポートしたします!

増田 薫
Kaoru MASUDA

特任研究助手 | コア解析基盤プロジェクト

動物実験

準備中

佐伯 澄人
Sumito SAEKI

研究生(がん研有明病院・乳腺外科) | がんエピゲノムプロジェクト

乳腺外科(①臨床検体や患者由来オルガノイドを用いた研究、②炎症性乳がん研究、③多種臨床情報に基づく転移・再発乳がん症例の層別化、④医療経済学、⑤乳がん画像診断に関する研究)

東北大学医学部卒(2014年)。同大学院(連携)博士課程卒(2023年)。2018年がん研有明病院乳腺センターレジデントを経て 2019年より丸山研究室へ参加。乳がん患者臨床検体を用いたオルガノイド培養基盤の構築を経て、患者由来オルガノイドの腫瘍内不均一性の検討を行いつつ、炎症性乳がんの病態解明を目指した研究を開始。転移乳癌の臓器別病態解明を目指した数理モデル研究に参加。基礎以外では、2019年乳癌学会班研究『日本における乳癌治療による経済的負担への意識に関する研究』に採択され、乳がん治療における経済毒性の研究を実施。医師としては画像診断制度管理を行いつつ、分子生物学的特徴がどのように表現型の違いを生み出し、それらが画像パターンとして認識されるのかというテーマで研究を計画している。

古川 貴光
Takaaki FURUKAWA

研究生(東北大学連携大学院・大学院生) | がんエピゲノムプロジェクト

がん研有明病院・肝胆膵内科(膵がんオルガノイドを用いた研究)

準備中

土屋 あい
Ai TSUCHIYA

研究生(杏林大学・大学院生) | がんエピゲノムプロジェクト

乳腺外科(乳がん動物モデルの樹立と解析)

2015年福井大学卒。初期研修後、2017年より福井大学 第一外科(消化器・乳腺外科)、2019年より杏林大学 乳腺外科へ所属。2022年より研究生として当研究室へ所属。日々、乳がんの患者さんと関わっているうちに「がんの不思議」を解明したくなりました。研究することで乳がんをより深く理解できたらと思い、丸山さんの研究理念に共鳴し、当研究室で勉強させてもらうことをお願いしました。基礎研究に携わるのは全くの初めてなので、基本的な実験手技を会得しながら、自分のテーマを決めて、自主的に研究したいと思っています。今は、乳がん患者由来オルガノイドを用いたエピゲノム解析(まだ漠然としている・・・)に興味があります。丸山研究室は私のような研究初心者も、基礎的なことから温かく丁寧に指導してもらえます。週1回開催される meetingでは他の研究員の方々の研究の話を聞いたり、議論したりしていて、とても勉強になります。

堀 千紗
Chisa HORI

研究生(横浜市立大学・大学院生) | がんエピゲノムプロジェクト

病理医(バイオインフォマティクス)

今まで病理医として診断業務に携わってきました。組織検体から得られる情報は膨大であり、形態学の目だけではどうしても取りこぼしてしまいます。分子生物学やそれに立脚したbioinformaticsという別の視点を得ることで、新たな景色を見に行けたらと考えています。

崎山 香奈
Kana SAKIYAMA

研究生(東京大学・大学院生) | がんエピゲノムプロジェクト

乳腺外科(乳がんのエピゲノム解析・可塑性)

準備中

谷本 早紀
Saki TANIMOTO

研究生(東京大学・大学院生) | がんエピゲノムプロジェクト

産婦人科(卵巣がんにおけるヒストン修飾酵素阻害剤の解析)

産婦人科医として働く中でがんの発生や進展に興味を持つようになり、2021年度 東京大学産婦人科 大学院へ入学、2022年度後半より当研究室に所属。ヒストン修飾酵素とがんの発生・進展機序の関連を紐解くことで、新たな治療標的を見つけられたらと思っています。当研究室では様々な視点を学ぶことができ、日々刺激をもらっています。

楊 雨瀟
Yuxiao YANG

研究生(東京医科歯科大学・大学院生) | がんエピゲノムプロジェクト

準備中

準備中

佐藤 駿
Shun SATO

研究生(獨協医科大学) | がんエピゲノムプロジェクト

肝胆膵外科

準備中

﨑本 優里
Yuuri SAKIMOTO

研究生(慶應義塾大学) | がんエピゲノムプロジェクト

消化器外科(直腸がんのシングルセル解析)

準備中

高橋 洋子
Yoko TAKAHASHI

研究生(ハワイ大学) | コア解析基盤プロジェクト

乳腺外科(臨床検体、臨床情報の解析)

準備中
(researchmap)

中太 智義
Tomoyoshi NAKADAI

客員研究員 | がんエピゲノムプロジェクト

生化学・分子生物学

千葉大学大学院博士課程卒(2003年)。埼玉医科大学生化学教室助手(2003年-2008年)。米国ロックフェラー大学Robert G Roeder研究室ポストドクター及びリサーチアソシエイト(2008年-2018年)。継続して転写制御の分子メカニズムを生化学的及び分子生物学的手法を用いて研究。2018年2月より、がん研究所がんエピゲノムプロジェクトの研究員に赴任。転写制御の側面からがん化の分子機構を明らかにしたいと日々奮闘中。

前澤 誠希
Masaki MAEZAWA

客員研究員 | がんエピゲノムプロジェクト

産業動物臨床学・分子生物学(①シングルセルChIP-seq法の確立、②牛リンパ腫の各種エピゲノム解析)

岐阜大学大学院連合獣医学研究科博士課程卒(2020年)。東京大学大学院特別研究員(PD)(2020〜2021年)を経て、現在は同大学特任助教。2021年よりがん研究所がんエピゲノムプロジェクトに客員研究員として所属。「発がんに至るまでに何が起こっているのか」という問いに対する答えを求めて研究を行なっております。特に栄養状態とエピゲノムの関係に着目をしており、将来的には栄養学的な観点から発がん予防法を開発して、社会に研究成果を還元したいと考えております。