ConBio2017で発表しました
神戸市で開催されたConBio2017に参加し、ポスター発表しました。トリプルネガティブ乳がんにおけるエピゲノムの多様性とそれに関与する可能性のある転写因子の一例を報告しました。この転写因子の機能解析を進めていきたいと考えています。写真を撮り忘れました。
丸山研究室の近況をお知らせします。
神戸市で開催されたConBio2017に参加し、ポスター発表しました。トリプルネガティブ乳がんにおけるエピゲノムの多様性とそれに関与する可能性のある転写因子の一例を報告しました。この転写因子の機能解析を進めていきたいと考えています。写真を撮り忘れました。
乳癌の細胞株5種類を用いてATAC-seqをトライしてみました。プロトコールは改良版のOmni-ATAC-seq (Nature Methods.2017,14,959–962)を用いました。微量の検体から比較的簡単に施行でき、かつ細胞種の違いも鋭敏に反映し、臨床検体のエピゲノム解析に最適であると感じました。次はより少ない細胞数やシングルセルにトライしたいと考えています。研究助手の楊さんは仕事がとても丁寧でデータがきれいです。細胞処理からライブラリ作成・定量、MiSeqのセットアップまで全てを器用にこなします。ラボの主力選手であり宝です!
待ちに待った培養室と居室が完成しました!物品の搬入や機器のセットアップもほぼ終了し、あともう少しで稼働できる予定です。研究所長のご厚情に心より感謝申し上げます。また計画から仕上げまで全てにおいてご尽力頂いた菅原先生、セットアップをお手伝い頂いた大藪さん、池田さん、関係者の皆さま、これまで培養室を使わせてくださった高橋ラボの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。これから細胞の実験をたくさんしたいと思います。ここで一緒に研究してくれる方を大募集中です!!
高松宮妃癌研究基金国際シンポジウムで講演を行うためDr. Polyakが来日されました。PolyakラボOBが5人集まり、Nellyを囲み会食しました。たくさんの刺激とアドバイスをもらいました。
12月18日ロックフェラー大学の中太(なかだい)博士をお招きして、第44回がん研先端研究セミナーを開催致します。中太博士は試験管内再構成転写系を始めとする高度な生化学的解析を得意とする転写研究のエキスパートですが、今回は「オルファン核内受容体ERRの転写活性化機構の発見」に関する講演をして頂きます。ERRは謎の多い核内受容体であり、乳がんとの関連もあるかもしれません。外部の研究者のご来聴を歓迎いたしますので、お時間のある方はぜひお越しください。 日時:2017年12月18日(月) 17:30〜18:30 場所:研究所1階 会議室A・B 演題名:オルファン核内受容体ERRによる転写コファクターPGC-1αと基本転写因子TFIIHを介した多段階転写活性化機構の発見 演者の氏名、所属:中太 智義 博士 Tomoyoshi Nakadai, PhD Research associate, Robert G Roeder Lab., Lab. of Biochemistry and Molecular Biology, The Rockefeller University 詳細は下記をご参照ください http://www.jfcr.or.jp/laboratory/news/5263.html
がんのバイオロジーの本質を理解することにより、がん診療に貢献しうる知見を見出すことを目標としています。